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家賃交渉や初期費用の交渉すると審査に不利に働きますか? 2014年01月29日

物件や時期によって異なるので一概にはなんとも言えません。ですが、一般的には不利に働くと考えてください。例えば、繁忙期で放っておいてもすぐに入居希望者が現れるような時は、まずとりあってもらえません。また、人気物件の場合も同様で、複数の人から申し込みが入っているような物件の場合にはもちろん家賃交渉や初期費用の交渉は通りませんし、相手にもしてもらえません。ですので、言い方は悪いですがある程度、放置されてしまっているような物件で、オーナーも早く入居希望者を見つけてほしい!と焦っている様なものがあれば積極的に交渉をしてみても良いでしょう。

基本的には、物件や相手の状況見ながら柔軟に対応して行く必要があります。物件の良し悪しは人によっても異なりますし、例えばある人にとっては駅から遠い物件なんて絶対に嫌だと言うかもしれませんし、ある人にとってはそこは別に苦にならないということもあります。

あなただけに条件がピタリとはまるようなお部屋もきっとありますので、そういう物件であればぜひとも交渉を行いましょう!ただし担当者の言う事はよく聞くようにしてください。この物件は絶対交渉は無理ですよ!と言われているのにもかかわらず、いいからとりあえずやってくださいと、家賃交渉を強制した結果、審査に落ちてしまったというケースも多々あります。

当たり前ですが、 2人の人が同時に入居審査を申し込んできていて片方が家賃交渉や初期費用の交渉などを行ってきた場合は、たとえ順番が先だとしても審査に落としてしまって次の人に契約をしてもらいたい!と考えるのは大家さんにとってごくごく自然なことです。家賃交渉はうまくいけばよりお得な条件で済むことができるので良いのですが、審査から契約までのハードルがやはり上がってしまうという事は頭の片隅に入れておいた方がいいでしょう。